通信カラオケ「DAM」で2025年秋クール放送・配信アニメ主題歌の歌唱回数を集計したところ、2025年12月1日~12月31日の期間で最も歌われた楽曲はFRUITS ZIPPER「はちゃめちゃわちゃライフ!」でした。運営会社の第一興商がTOP50としてまとめ、音楽評論家・冨田明宏氏が傾向を解説しています。

上位では、『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』主題歌が2位(OP)と4位(ED)に入り、冨田氏はBUMP OF CHICKENやポルノグラフィティといった国民的人気アーティストの存在感が出たと述べています。5位は『SPY×FAMILY Season 3』OPのスピッツ「灯を護る」で、上位傾向からはジャンプ系を含む王道作品の強さも読み取れるとしています。3位は『野原ひろし 昼メシの流儀』OPのMega Shinnosuke「ごはん食べヨ」で、作品の話題に加え、洒脱で心地よいメロディが中高年層にも届いた可能性があるとの見方です。

冨田氏は、上位にキッズアニメや国民的長寿アニメ、SNS由来のバイラルヒットが並んだ点に触れ、アニソンが特定ジャンルの音楽ではなく生活に浸透した音楽になっていることが示唆されると整理しました。一方で、VTuber・VSingerとトラックメーカーの協業などコラボの多様化も今期主題歌の特徴に挙げています。今後は、作品規模や視聴層の広さに加え、SNSでの拡散力と企画性がカラオケの歌唱動向にも影響する状況が続きそうです。

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